ASDと強度行動障害となにか

子の障害はストレスだけど、考えることもある。

強度行動障害で思うこと②

強度行動障害の予防

二次障害の予防


「予防」ってなんだろう。


将来のことなんて、予測できなくて

予測したって外れることもある。


がんばって予防してきたのに

がんばって育ててきたのに

強度行動障害が現れたら、

それは今までの全てのことが

「失敗」となってしまう。


そうすると、次は「愛着障害

と言われる。


親は安心できる、安全な場所であり

自分自身を肯定していくために

ハードルを下げること、

訴えを聞くこと、訴えを認めること、

物を壊しても叱らない、怒らない、

とにかく肯定する。


うちはその結果、長男が支配的になった。


つまり、愛着障害なんかではなく

根っからの「ASD」なのだ。

どんどんこだわりが増えて、

訴えが多くなり、強化されていった。


本人の訴えを受け止めたら

要求が増え、躊躇すると他害、暴力を振るう。

愛着障害ではなく、「わたし」がやることに、とことんこだわる。


こだわりだ。


「失敗」は、ASDを育てることにしても

行動障害がある場合にも

「わたし」は許されない。

誰も許してくれないのだ。


予防に努めてきても、だ。


これが、今の支援の基盤。