ASDの環境調整ってどこまでやるの?②
ASDの感覚過敏やこだわり、安心して理解できるシステムのために、環境調整ということがある。
視覚化して伝えることとか、見通しとか、
グッズの活用なんかがあるけれど、
出かける直前に雨が降り出したとか、
お店のアナウンスとか
並んだレジの人が直前で代わるとか、
時計を見たら思っていた時刻ではなかったとか
他人が物を床に落として音がしたとか、
歯磨き粉がプスッと空気と一緒に出たとか、
トレーナーを脱いだら肌着も一緒に脱げてきたとか、
履いた靴下の踵が少しずれたとか
くしゃみが出たとか
etc
そういう、予期しないことや
「頭の中」で思っていたのと違う、
なんてことは、他人が整備できない。
それが怒りとなって当たってきても
どうしたらよいの?
簡単に、「環境調整」って言うのは
やめませんか?
お金がかけられるものと、
かけられないもの、
そこを無理してしまうことがないように。
環境調整では、どうにもならないことの方が
世の中には多いってことを、
どうか、知ってくださいね。