ASDの環境調整ってどこまでやるの?①
ASDの感覚過敏は、相当の「我慢」では
対応できないくらい、
つらく苦しいものだそうだ。
その過敏さがある故に、
生活に支障をきたし、
辛い経験を積み重ねてしまう。
それを回避、もしくは軽減するための工夫を考える。
例えば、聴覚過敏にイヤーマフや耳栓を使うことがあったり、
皮膚感覚の過敏に
服や肌着の素材を統一する、もしくは
同じ服をたくさん買って着回す。
鉛筆も芯が太い物が売っていたり
ノートの線やマス目が刺激になるなら
真っ白な自由帳に書くことも必要だったりする。
切り替えが難しいならタイマーを使ったり
残り時間の予測ができる
デジタルな砂時計があったり、
見てわかる手順、スケジュール。
冬の静電気が嫌なら、静電気防止のスプレーがあるし、夏の暑さにはクーリンググッズが今はいろいろ売っている。
お金がかかるのは仕方ない。
経済的な余裕は必要だ。
買ってみたらダメでした、
なんて当たり前。
人がやっていても、自分はダメでした、
そんなこともある。
引っ越しを選択せざるを得ないことも
ある。
せっかく使えるものが見つかっても
その後売り切れていたり
仕様が変わることもある。
さて、
そのお金はどこから出てくるのだろう。